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STORY

はるか遠い未来の話- "大災厄"と呼ばれる災害により 地球に留まることができなくなった人類は 絶滅を免れるため地球を去り 宇宙へ旅立った 新しい時代"宙暦"の始まりである 時は過ぎ、宙暦1484年 月や火星、宇宙に浮かぶコロニー 外宇宙に活路を見出す人類 宇宙開拓の足音は、土星にまで響こうとしていた 技術は、より環境に適応した形で発展し、宇宙での活動を補助するマシン「ランダー(ROUNDER)」の軌跡が、 宇宙(そら)を彩るようになった。「旋光の輪舞」とは、「ランダー」を操るパイロット達の物語である。


宙暦1484年 アーリア連邦内で起こった兵器強奪およびテロ攻撃 世界を震撼させた「秘密兵器強奪事件」により、国際法に違反した秘密兵器の所有が明らかになったアーリア連邦は、 瞬く間に世界からの糾弾の対象となった。 次第に連邦内の権力バランスも崩れはじめ、ついには国家分裂の危機もささやかれるようになる。 そこで頭角を現した人物が居た。「鳴神ルキノ」である。 現権力者一派である「鳴神家」というブランド、"事件の被害者"という立場からからの同情、そして復活…… 世代交代の象徴・アーリアを支える若きカリスマとして、国際舞台で目覚ましい活躍を見せる。 しかし、とある事件が起こる。 火星圏にあるアーリア連邦自治領「ハルモニア」で発生した武力衝突。 この事件の黒幕が“鳴神ルキノ” であるという情報が流れ始めた。 宙暦1486年 物語がまた動き始める。

KEYWORD

旧世界

宙暦以前の世界=西暦を指す。地球を中心とした高度な文明だったが、「大災厄」により地球文明は滅亡した。その原因は「国家連合」により情報が管理されているため正確には不明だが、一般的に語り継がれている伝承では、感染症による生態系の破壊とされている。

人工人間

人の手で作られた人間のこと。国際法で、許可なく遺伝子操作などのバイオテクノロジーの研究が禁止されているため、主には機械の人工人間(アンドロイド)のことを指す。しかし、禁止されている技術=旧世界のテクノロジーで作られた人工人間も、わずかでは有るが存在する。後者の方がより人間らしく、見分けがつかないことから、違法な闇ルートで取引されている。また、それらの人工人間は「シャマー」と俗称されている。

宙歴

旧世界で起こった「大災厄」により、絶滅を免れるため地球から脱出した一部の人類が、制定した新しい暦。表記は"S.D."。"大災厄"後に設立された世界の最高決定機関「人類議会」を設立した年を元年としている。地球への帰還は厳重に管理され、地球周囲のコロニー、月、火星で宙暦文明を発展させている。
現在では土星圏まで開拓が進んでいる。宙暦以降の技術発展は"宇宙で生き延びる術"に特化したため、失われた旧世界のテクノロジーが数多く存在する。「旋光の輪舞2」の舞台は宙暦1486 年である。

アーリア連邦

宙暦624年建国の連邦制国家。地球から土星まで、あらゆる宙域を支配している巨大国家である。政治形態は立憲君主制だが、事実上、古くからの権力者たち(皇族に近い存在)により支配されている。2年前(宙暦1484年)に起こった「秘密兵器強奪事件」により、国際法で禁止されている陽電子砲の所有が明らかになったアーリア連邦は、国際社会から糾弾の対象となった。それをきっかけに、連邦内で非主流派の権力者グループが勢力を拡大。国家権力者たちの派閥争いが激化している。

大使館占領事件

宙暦1478年に起こった事件の名称。アーリア連邦領 月面都市"ジョヴァンニ"のI国大使館を武装グループが占拠。連邦軍特殊部隊の突入後、犯人が自爆。人質だった連邦の権力者や突入した特殊部隊隊員の大多数が死亡したという事件。当時の主要権力者が死亡したため、その後のアーリア史に大きな影響を及ぼすこととなった。作戦を担当した連邦軍特殊部隊(S.S.S.の前身)の隊長は「アンセル・モードレッド」であり、同事件後失踪する。「カレル・ヴェルフェル(当時のコードネームは"ブレイブ")」「三条 櫻子」は同特殊部隊の隊員で、突入班から外れていた。

秘密兵器強奪事件

宙暦1484 年にアーリア連邦内で起こった一連のテロ事件の総称。初代「旋光の輪舞」のメインストーリー。

ハルモニア

「ハルモニア」はアーリア連邦の自治領となっている一地域。火星圏の小コロニーと火星領土で構成されている。火星開拓時代の重要拠点として、古くから自治権を与えられた「ハルモニア」は、歴史上アーリア連邦の経済的発展に大きく貢献してきた。近年になり、アーリア連邦からの独立の動きが進むものの、ハルモニア内部で意見が衝突。その結果、周囲のアーリア連邦直轄の区域を巻き込んだ内乱へと発展してしまう。不穏な情勢の中、自衛手段として独立派の民兵を中心に構成された組織が「ハルモニア義勇軍(略称"HVF")」である。

G.S.O.

巨大企業「ゴディヴァ」グループの民間警察「ゴディヴァ保安機構 Goddiver Security Organisation」の略称。アーリア連邦では警察機構を民間企業に委託し、地域の治安を維持している。G.S.O.はその中の組織の1つ。櫻子、チャンポ、ツィーランが所属している「保安部4課」は月面都市"ジョバンニ"にある組織で、ランダーによるトラブルなどを解決する部署である。本作「旋光の輪舞2」では、出向先である火星圏「火星セクション」が舞台となっている。

S.S.S.

アーリア連邦軍所属の特殊宙域任務部隊(Special Space Service)の略称。 ランダー操縦のスペシャリストが揃い、ランダー操縦の技量を競う大会で優勝するなど、その名は一般にもよく知られている。 連邦士官学校において、ランダー操縦に秀でた学生はS.S.Sへの進路が開かれることから、軍部エリートコースとしても有名である。 そのため、最前線ではなく偵察・潜入などの特殊任務や後方支援が主な任務とされている。

ランダー

重力の少ない宙域での移動・活動手段として使われる「外殻式搭乗ユニット」のことを「ランダー(Rounder)」と呼称する。 船外活動作業時に用いていた外殻式強化服が、その用途に応じ進化・強化され、現在のような形式となる。 近年では自動車と同じ様な、趣味性・嗜好性を持つ商品として一般に広まっている。 上級ライセンス取得者及びその機体は「ハイランダー(HI-ROUNDER)」と呼ばれ、エリートの証として羨望の対象となっている。 また、戦闘用ランダーを一時的に大型兵器並の高い火力へと強化する戦闘支援システムを、総じて「B.O.S.S.」と呼ぶ(“Booster of Over-armed Shell System”の略称)。